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祝120周年!歴史薫る 十勝最初の駅・浦幌駅を楽しむ

2023年12月、浦幌駅は開業120周年を迎えました。
実は浦幌駅、十勝で最も歴史ある鉄道駅なんです!

今回は、浦幌駅の歴史や駅近のグルメスポットをご紹介!
「列車が好き」「列車旅にチャレンジしてみたい」「初心者鉄道ファン向けの情報が知りたい」などなど! 浦幌駅を軸にもっと旅が楽しくなる情報をお届けします。

十勝の鉄道 始まりの地 浦幌

十勝の鉄道史は、浦幌から始まりました。1903年(明治36年)12月25日、音別から浦幌まで北海道官設鉄道釧路線が開業。この時、十勝初の鉄道駅である浦幌駅と厚内駅が、現在の浦幌町で開業しました。
開業120周年の節目を迎えた2023年、開業記念日の12月25日に浦幌駅で記念式典が開催されました。

写真左から 山信田亮駅長、井上亨町長

式典では、井上亨町長から浦幌駅の山信田(やましだ)亮駅長へ花束の贈呈などがありました。参加した方々は、博物館の協力で駅に掲示された解説パネルなどを見ながら、浦幌の鉄道史に思いを馳せている様子でした。

改札口を通り抜け、後ろを振り返ると、レトロな雰囲気の看板を発見!

書体や色づかいに懐かしさを覚えます。浦幌駅に降り立った多くの人たちを長年出迎えているんだなあと感じ入りました。列車に乗車しなくても観光入場券(200円)を購入すればプラットホームに入ることができますので、この看板も見ることができます。

かわってこちらは、浦幌駅構内プラットホーム脇にあるレンガ作りの建物です。

耐火建築としてレンガが使用されています。

その名も「危険品庫」。
照明や信号灯火など に用いるランプ燃料の油を保管するため、1907(明治40)年に作られました。なんと、「日本最東端のランプ小屋」とも言われる鉄道遺産なんです。

駅から徒歩3分圏内! 浦幌駅周辺のグルメスポット

駅から徒歩3分 浦幌産食材を堪能できる! アットホームな店 「ちゃんこ両国」

浦幌町民が大好きな「ちゃんこ両国」。
夜は、元力士の店主が腕によりをかけて作る看板メニューのちゃんこ鍋がおすすめ。1人前から注文できるのがうれしいところです。
昼は、ランチタイム限定の日替わり定食が楽しめます。旬の浦幌産の食材がふんだんに使われ、体にも心にも優しいと、町民ファン多数!

駅から徒歩3分 がっつり食べたい時におすすめ!「てんま」のメンチカツ

扉を開けると揚げ物の香ばしい香りが漂っていて、一気に空腹を刺激します。高校の同級生である店主ご夫妻が28歳でお店をオープンして以来、およそ45年に渡りお店を切り盛りしています。
看板メニューのメンチカツは、箸を入れると肉汁があふれだしてとってもジューシー!食べ応え満点ですが、ソースの味付けや絶妙な揚げ加減で、意外とあっさり。箸が止まりません!

おまけ 駅から徒歩1分 列車の待ち時間は「コスミックホール」で快適に!

町民の文化活動の拠点として広く親しまれているコスミックホール。1階にあるコミュニティ広場は、休憩場所として無料で利用できます。暖房・冷房が完備されていますので、列車の待ち時間はここで過ごすのもおすすめです。

<コスミックホール お問い合わせ先>
浦幌町商工会
浦幌町役場産業課

十勝初の鉄道駅 浦幌駅で、120年の歩みに思いを馳せて

十勝初の鉄道駅、浦幌駅が開業して120年。この駅を中心として町が発展し、いまの浦幌町の礎が築かれました。浦幌町は南北に長い町である一方、鉄路は東西に引かれていることもあり、町内の移動は車を使うことが便利ではあります。だからこそ、浦幌駅を起点に、時刻表を見ながらの鉄道旅も体感してみてください。クルマ旅と異なる充実の時間を過ごせますよ。
浦幌駅は、今も開業当時と同じ場所で、行き交う列車や人々を見守っています。駅周辺を散策しながら魅力あるお店や施設を訪れることで、120年前の浦幌を心の中で感じたり、浦幌の開拓の歩みに思いを馳せたりすることもできるかもしれませんね。

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