春の訪れは大型連休とともに。浦幌町市街地で「桜」を堪能できるスポットをご紹介

白銀の世界に包まれた冬が終わると、ほんのりとした温かさを感じられる日差しのもとで桜が咲き誇り、木々が芽吹き始める「春」が訪れます。浦幌町で「春」がやってくる時期は、5月初旬。国内の中では最も遅く、ゴールデンウィークの時期にやってきます。

春の楽しみといえば、お花見やピクニック。温かな日差しと桜や新緑のもとで友人と語り合ったり、ご飯を食べる時間を過ごすと、新たな季節がやってきたことを感じるのではないでしょうか。

そして、北海道浦幌町では桜の開花時期が遅いため、みなさんが住んでいる場所によっては、ここ浦幌で2回目の桜を見られるチャンスがあるかもしれません。満開の花や青々とした新緑を眺めながら、新しい季節のはじまりを告げる浦幌町を歩いてみませんか。

うらほろ森林公園

うらほろ森林公園は浦幌駅から約1kmのところにあり、町の中心に位置しています。総面積120ヘクタールの広大な敷地には、子どもたちが遊べる遊具のほかにも、オートキャンプ場やパークゴルフ場があり、大人も楽しむことができます。その一角に町内を見晴らせる展望台があり、ここから眺める桜と町の景色のコンビネーションは、浦幌町で「春」を感じられる景色になっています。

眼下の桜と、碁盤の目状になっている市街地の景観を同時に眺められるスポットは北海道ならでは。

小高い展望台は「平和塔」と呼ばれています。

園内にも桜が咲いており、レジャーシートを敷いて花見をすることが可能です。町内にはたこ焼きを販売している「まるmaru」や、浦幌産の黒豆を使用したタルトを販売している「お菓子のニシムラ」や「道の駅」など軽食を買えるお店も多数あり、浦幌ならではの味を楽しみながら花見をすることも可能です。

浦幌神社

国道38号線沿い、うらほろ森林公園のすぐそばに浦幌神社があります。バイクをモチーフにしたお守りなどを販売していることから、バイクのライダーに人気が高い浦幌神社。その境内の一角に桜が咲き誇ります。神社への参拝をしながら、桜をより身近に感じることができるスポットです。

境内には桜だけではなく、梅、ツツジ、レンギョウも咲いています。ぜひ探してみてください！

浦幌神社・乳神神社の五代目宮司は、境内に咲く桜を「本分をまっとうする美しさ」と評しています。

立派に咲く桜を眺めながら、新年度の願いや抱負を考えてお参りしたり、自然のエネルギーを感じたり。そのときによって、さまざまな気持ちを味わえるかもしれません。

桜並木（アオサギ橋近辺）

町内にも桜並木になっている小道があります。市街地にあるアオサギ橋付近です。町内でもっとも桜が多く、間近にみられるスポットになっています。

桜だけではなく菜の花も咲く場所。色とりどりの景観が春の訪れをより感じさせてくれます。

浦幌川の支流沿いに咲く桜並木が、よりいっそう春の訪れを感じさせる雰囲気を演出しています。

桜の花びらに近づけるため、このような写真を撮ることもできます。花びらの色、匂い、手触りの良い触感など、近くに寄らないと気づけないことがたくさんあるかもしれません。木の下や遠くから眺めるのとは少し違う、五感で感じる花見をこの機会に楽しんでみませんか。

浦幌町で「四季」を感じられる場所は、市街地だけではありません。海岸沿いや山の中などさまざまな場所に点在します。それらの場所を楽しめる時期は、夏や秋へと続いていきます。ぜひ他の記事もご覧の上、浦幌町へお越しください！