浦幌の絶景と歴史をご紹介!知れば知るほど気になる!好きになる!「浦幌ツアー」
今の浦幌は、縄文、擦文、アイヌ文化や開拓などの長い歴史があってこそあるものです。
浦幌には季節ごとに表情を変える豊かな自然があり、いつ、どこを切り取っても絵になる美しさがあります。派手な観光地ではありませんが、長い歴史が地に根を張った、見応えのある名所ばかりです。
この記事では、浦幌移住3年目の地域おこし協力隊の佐々木がおすすめする「浦幌の絶景スポット」と、町立博物館主催の浦幌の歴史・産業・自然などの場所をバスで巡るツアー「知っとこ!うらほろ」をご紹介します。
一緒に新たな浦幌の魅力の扉を開きましょう!
目次
移住3年目の地域おこし協力隊がご紹介!浦幌の「絶景ツアー」
浦幌は海・山・川・畑に囲まれた豊かな自然が魅力です。少し車を走らせればどこもかしこも絶景だらけ!季節によってガラッと景色も変わりますので、1年中美しい自然を楽しめますよ。
昆布刈石
広大な太平洋を見下ろす「昆布刈石」からの景色は、大迫力で圧巻!人気音楽グループなどのロケ地として、何度も使用されているほどなんです。夜には、「今にもこぼれ落ちてくる……!」と感じるほどの満点の星を見ることができ、お正月は初日の出スポットとして多くの方で賑わう、浦幌の人気スポットです!
厚内駅
「厚内駅」は、駅員さんがいない無人駅。跨線橋からは海を見ることができます。実は、十勝にある鉄道駅で海が見えるのは、この厚内駅だけなんです!海が見える駅って、私(佐々木)は、なんだかロマンチックに感じます。
厚内駅から徒歩で約1分のところには、美味しい海鮮珍味が購入できる「山本商店」があります。ドライブのお供や、ちょっとしたお土産にも、おすすめです。
うらほろ森林公園にある「つり橋」
全長82メートルあるつり橋は、歩いてみると想像以上にユラユラと揺れます。意外にスリリングですが、見下ろす「うらほろ森林公園」の景色は美しく、子どもだけでなく大人も楽しむことができます。秋は、鮮やかに色づく紅葉をみることができるので特におすすめですよ!公園内はフリーWi-Fiも完備されていますので、リモートワークも快適です。
夏限定!放牧地の牛たち
夏はが牛の放牧がさかんに行なわれており、浦幌町内の各地でその様子を見ることができます。大自然の中で、のびのびと草を食べる牛たちを見ていると、なんだかとっても癒されます(もちろん、許可なく敷地内に入らない様にご注意を!)。
【番外編】大自然を室内で楽しめる「uralaa park」
「uralaa park」は旧常室小学校を改装した「TOKOMURO Lab」の中にある常設施設です。
浦幌はもちろん、日本各地の美しい景色を、室内全体を囲むマルチスクリーンで楽しめる新しい自然空間です。お天気を心配せずに「デジタル森林浴」を体感することができます。
浦幌に来たら、まずは「行っとこ」! 浦幌初心者におすすめ「知っとこ!うらほろ」
「知っとこ!うらほろ」は、浦幌町立博物館(以下、博物館)主催のツアーです。博物館の学芸員さんの解説を聞きながら、浦幌町内の歴史や、産業、自然などの見学地をバスで巡ります。
2010年のツアー開始以来、毎年5月上旬ごろに開催されていて、毎回人気なんです!訪れる場所や内容は毎年変わりますが、浦幌を初めて訪れた人や引っ越してきたばかりの人には、ぴったり。博物館のホームページから申し込みができ、子どもから大人までどなたでも参加は無料です。
ここからは、以前のツアーの様子の一部を写真とともにご紹介します。
かつて、浦幌町には炭鉱がありました。60年以上前に閉山した「浦幌炭鉱」、最盛期には、約3,600人が生活を営み、小学校、中学校、高校、病院、警察署もあったそうです。
以前開催されたツアーでは、コンクリート製の2階立てアパート跡や、学校の跡地を見学しました。
馬頭観音は、馬と歩む道中の安全を祈ったり、死んでしまった馬の冥福を祈ったりするために建てられたものです。開拓期から現代への浦幌の移り変わりを、静かに見守っているかのようです。
太平洋の海岸段丘に湧きだす十勝太湧水(通称:ソコベの水)は、地元でも知っている人が少ない、知る人ぞ知る「隠れ湧水スポット」です。
今回は、浦幌の魅力をぎゅっと濃縮した、地域おこし協力隊 佐々木おすすめツアーと、博物館ツアーの2つをご紹介しました。
1日では回り切れないほどたくさんの見どころが、浦幌町にはあるんです!お友達や家族とわいわいと、時には1人でじっくりと、浦幌を堪能してみてはいかがでしょうか。
ぜひ浦幌の宿泊施設を利用して、帰りの時間を気にせず楽しんでいってくださいね!