雄大な自然を涼みながら味わう。この街にしかない「夏」を堪能しませんか。
どこまでも続く紺碧の大空と太平洋に、青々とした草木が景色に溶けこむ夏の時期。海から吹いてくるそよ風が涼しさをもたらし、浦幌町の8月の平均気温は30°に達しないため、心地よく夏の時期を過ごすことができます。浦幌町で「夏」を感じられる場所は、海岸沿いや山の中など多数点在しています。楽しみ方も場所によってそれぞれで、景色を「地上」から見るだけではなく「空」からみられるスポットもあります。ぜひこの記事を参考にして、自然豊かな浦幌町でどんな角度から、何を見て「夏」を感じるか決めてみてください!
昆布刈石展望台
浦幌町の市街地から車で約20分の場所にある昆布刈石展望台。広大な太平洋を一望できるスポットとして、浦幌町の景勝地になっています。夏は紺碧の太平洋と青空を見渡せるほか、冬は初日の出、夜は星空や流星群を見ることができるなど時間帯や季節によってさまざまな景色を楽しむことができます。
晴れた日には遠く離れた釧路市や襟裳岬も見ることができる展望台。水平線の向こうに何が見えるかも注目してみてください。
展望台の周囲は崖になっていますが、人が立ち入ることも可能です。座ってゆっくり景色を眺めたり、写真を撮ったり、想い想いの時間を過ごすことができます。
パラグライダー
昆布刈石展望台からほど近い場所(十勝太エリア)で楽しめる夏のアクティビティが、パラグライダーです。フライトの方法は2通りあり、人が動力を背負うモーターパラグライダー、上昇気流を利用した無動力のパラグライダーのどちらで飛ぶかは当日の気象条件を考慮して決まります。インストラクター指導のもと、太平洋や草原の上を空中散歩することができます。フライト時間は約10分と短いですが、カメラでその景色を収めることもできます。
雄大な景色を「地上」ではなく「上空」から見ることができるチャンス。
飛行しつつ右を見れば太平洋、左を見れば広大な牧場や原野が広がる光景を同時に眺められるのは、浦幌町ならでは。
十勝太エリアの周囲には牧場や見渡す限りの草原が広がっており、北海道らしい景色を見ることができます。都市ではなかなか体験することができない「飛ぶ」という機会。夏の思い出作りや、初めてのチャレンジとしてパラグライダーで飛んでみてはいかがでしょうか。
浦幌炭鉱近くにある青くない池
浦幌炭鉱跡地近くに広がる池は「青くない池」と呼ばれています。周囲には炭鉱が開山しているときに使用されていたアパートなどの廃墟も広がっており、まるで時が止まったかのような神秘的な雰囲気を感じることもできます。
「青くない池」は浦幌川の支流、常室川にある砂防ダムの上にあります。そして、人造湖ではなく自然の力によってできた産物です。
「池」でありながらも、枯れ木が水面に突き刺さるように立っている光景がポイント。まるで池が木の根元を飲み込んでいるかのような雰囲気です。
池の色は「黒」に見えることもありますが、角度や気候によっては「緑」にも見える不思議な池。まるで絵の具を溶かすかのように色が変化するため、自然の魅惑を感じることができます。付近はヒグマの生息地でもあるため、来訪する際は最新の注意を払って訪れてください。
森林公園でキャンプ
夏といえば屋外でのバーベキューやキャンプ!うらほろ森林公園のオートキャンプ場では持ち込みテントで屋外キャンプやバーベキューを楽しむことができます。バーベキューに使用する炭には、約100年の歴史をもつ浦幌木炭を使うのがおすすめ。着火しやすく火力も強くなる炭のため、こんがりと肉や野菜を焼くことができます。
森林公園内ではタープを張ってテントの設営ができます。
夜はライトを照らすことで、室内では堪能できない雰囲気を味わうことができます。浦幌町の夏は涼しく湿度も低いため、テントでの寝泊まりも快適にできることでしょう。
見る・飛ぶ・食べる・泊まる。
どの過ごし方をとっても、町を取り巻く雄大な自然と涼しい気象条件がもたらしてくれています。そして、夏は浦幌町民の本気の仮装と踊りが楽しめる夏祭りも開催されます。ぜひ、この夏は浦幌町で、この町だからこそ堪能できる「夏」を過ごしませんか。浦幌町の夏は短く、すぐに秋がやってきます。秋や冬にもそれぞれの四季を堪能できる過ごし方があります。他の季節のページもぜひご覧ください!