JR浦幌駅から歩いて楽しめる!1泊2日の浦幌さんぽガイド
こんにちは!
浦幌町にあるゲストハウス「ハハハホステル」のスタッフのありさです。
毎日新しいお客様との出会いがあるゲストハウスですが、車ではなく列車を利用して浦幌町にいらっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。JR浦幌駅がある市街地は様々な施設やお店がコンパクトにまとまっているので、徒歩でも町内の様々なスポットを楽しめます。
このことをもっとたくさんの方に知っていただきたい……!
ということで、今回の記事のテーマは「歩いて楽しめる」!
1泊2日の旅を想定し、JR浦幌駅を起点に浦幌町をご紹介します。
JR浦幌駅からスタート!
JR帯広駅を10時26分に発車する列車に乗ると11時20分に、JR釧路駅を10時25分に出発すると11時56分にJR浦幌駅に到着します。浦幌町の飲食店は11時から営業しているお店が多いので、ちょうど良い時間帯です。
駅を出ると見える、真っすぐ伸びる大きな道路が市街地のメイン通りです。
ここを歩いて、まずは腹ごしらえに行きましょう!
「浦幌さんぽ旅」最初のごはんは駅前で!
今回は、駅から歩いて2分のところにある「かし和家」でお昼を食べます。
なんと創業95年以上……!町民をはじめ多くの人に長く愛され続けているお店です。現在お店を切り盛りされているのは10代から20代の方が中心で、笑顔と明るい声が素敵なスタッフさんばかり。
味はもちろん絶品!さまざまなメニューがありますが、丼ものと小さいサイズのそばが選べる「丼セット」が私のお気に入りです。今日は、親子丼と小ざるのセットをいただきます!
旅の醍醐味 温泉へは、コミュニティバスで!
お腹がいっぱいになったところで、次はバスに乗って温泉に行ってみませんか?
浦幌町内を走っている浦幌町コミュニティバス(通称:うらバス)に乗車すると、うらほろ留真温泉に行くことができるんです!
うらほろ留真温泉は市街地から車でおよそ20分のところにあり、徒歩で行くには少し遠いですが、「うらバス」を利用すれば車が無くても行けちゃいますよ!
「うらバス」の利用運賃は、なんと無料!しかも、町民でなくても乗車できます。
JR浦幌駅そばのコスミックホール前を13時30分に出発する留真温泉行きのバスに乗車すると、14時に温泉に到着。コスミックホール前行きのバスが発車する15時30分まで、ゆったりと温泉を楽しむことができます。
「うらバス」は運行の曜日や本数が限られていますので、ご利用の際はホームページなどから時刻表を確認してくださいね。
「うらほろ留真温泉」についてはこちらの記事もご覧ください。
まちの文化に触れてみよう!
うらバスに乗って16時ごろに留真温泉から駅前に戻りました。宿のチェックイン時間まで余裕があるので、もう少し町を歩いてみましょう。
向かった先は「らぽろ21」!JR浦幌駅から徒歩8分です。
この建物には、浦幌町立博物館と浦幌町立図書館が入っています。同じ建物に文化施設が2つもあるなんて贅沢……!
まずは「浦幌町立博物館」から。入場料は無料なんです!入口手前の展示は定期的に入れ替わり、入る前から気になるものがたくさんあります。
展示室には、迫力満点のはく製や、浦幌町の季節の移ろいがわかるパネル展示があったり、
数百年以上前の人の生活を感じる土器や石器、その年代の出来事や使われていた物がわかる年表などがあったりと、展示内容はボリューム満点。気づけばあっという間に時間が経ってしまっていることがしばしば。浦幌を訪れたらぜひ訪れていただきたいスポットの1つです。
博物館を楽しんだら、同じ「らぽろ21」内にある「浦幌町立図書館」にも行ってみましょう。
絵本やエッセイ、雑誌、図鑑など、さまざまなジャンルの本を取り扱い、貸し出しをしています。定期的に新しい本が入ってくるので、図書館に入ると私はまずそのブースをチェックしちゃいます。
図書館の奥には大きなテーブルがあり、複数の本を持ってきての調べものもOK。いすは1人がけですので、周りの人を気にせず本を楽しむことができます。日中は日の光が気持ちよく入ってきて、心が落ち着く気持ちのいいスポットです。
今夜の宿にチェックイン!
そろそろ宿に向かいましょう!
今夜の宿は、私がスタッフをしている「ハハハホステル」。JR浦幌駅から徒歩9分です。
建物全体に浦幌産の木をたくさん使っていて、部屋に入ると木の良い香りがします。ゲストハウスではありますが、全個室なので気兼ねなく体を休めることができますよ。
夕食は「赤提灯」で
チェックインをして部屋で少し休憩したら、夜ごはんを食べに出かけましょう。車を運転することもないので、お酒を楽しめるのが徒歩旅の醍醐味!
今夜の食事は、駅から歩いて徒歩3分、ハハハホステルからは歩いて7分の「居酒屋 凪」でいただきます!入口の赤提灯が良い雰囲気でそそられます……。
昭和レトロな雰囲気で、カウンター席と座敷がある「居酒屋 凪」。オススメは、なんといっても焼き物料理です。浦幌で100年の歴史を持つ「浦幌木炭」で、じっくり焼いてくれます。
私のイチオシは「手羽餃子」!とっても美味しいので、ここに来たらぜひ食べていただきたいです!
「浦幌さんぽ旅」2日目スタート!
次の日の朝は、ちょっと早起きして浦幌神社へ。JR浦幌駅から徒歩18分、宿からは徒歩10分です。
道中の歩道脇にある塀には、浦幌町の名物がレリーフになって連なっています。その一つ一つにワクワクしながら歩みを進めます。
到着しました!
浦幌神社は少し高い所に位置しているので、この2日間歩いて旅してきた駅周辺の市街地全体を見渡すことができます。天気の良い日はとても気持ちが良いですよ~!
浦幌神社は、おみくじの種類がとても豊富!気になるおみくじがあったら、引いてみてくださいね。
ちなみに、私のオススメは「やるなら今じゃが」というおみくじ!一風変わった引き方なのですが、それは現地で確かめてみてください!
道の駅でおみやげ探し!
宿に戻る前に、浦幌のおみやげを買いに「道の駅うらほろ」にも寄ってみましょう。神社からほど近いところにあります。
売店には、浦幌産の野菜や加工品のほか、町民の手作り雑貨が並びます。私が特におすすめしたいのは、「山本商店」手作りの「鮭とば」と、「株式会社ciokay」の浦幌産ハマナスを使用したオーガニックコスメシリーズ「rosa rugosa」。
どちらも浦幌町で作られているこだわりの商品で、大きすぎないため持ち運びしやすく、おみやげにピッタリです。
チェックアウト後も たっぷり街歩き!
宿に戻ってチェックアウトを済ませたら、帰りの列車が出発するまで街歩き。
JR浦幌駅から徒歩7分、宿からは徒歩6分、2023年10月にオープンしたばかりの「トリノメ商店」では、本や雑貨、カフェスペースでコーヒーや軽食を楽しむことができます。
ビビッとくる本との出会いがあったら、購入して、帰りの列車で読むのもいいですね……!
カフェで販売しているドリンクはテイクアウトOK。おすすめは、トリノメ商店オリジナルブレンドのコーヒーです。
この旅 最後の食事は……?
帰りの列車に乗る前に、お昼も食べましょう!
今回の旅、最後の浦幌での食事は「お食事処 榮」。JR浦幌駅から徒歩7分です。
「榮」のご飯は、どれもボリューム満点で美味しいですが、その中でも私のオススメは毎月限定メニュー。毎月4種類から5種類あり、定番メニューには無い料理が楽しめます。
今日は、「グラタン風パスタ」にしました!
エビやイカがたっぷり入っていて、濃厚なホワイトソースがたまりません……!
定番メニューは和洋中とオールジャンルを楽しむことができ、夜には夜限定メニューが提供されています。次の浦幌旅の夜ごはんは、ここ「榮」もいいですね!
帰りの列車のお供は、「ファーストフード」はいかが?
1泊2日の「浦幌さんぽ旅」も終盤。列車に乗る前に帰り道のお供も買っていきませんか?
JR浦幌駅から徒歩4分、「まる maru」ではおやきやたこ焼きなど、テイクアウトメニューを楽しむことができます。
今回は、「パリパリのやつ」しお味を購入!
小麦粉などでできた生地を薄くパリパリに焼いており、一枚食べたらまたすぐ一枚食べたくなる、素朴ながらもやみつきになる美味しさがあります。
帰りの列車は、帯広行きは15時47分、釧路行きは16時42分発に乗ると、夕方までたっぷり浦幌を満喫することができます。
1泊2日「浦幌さんぽ旅」、あなたもぜひ!
今回は、JR浦幌駅を起点とし「歩いて楽しめる」をテーマに浦幌町をご紹介しました。
まだまだご紹介したい場所がありますので、浦幌町にいらっしゃった際はハハハホステルにおりますので、私にお声がけくださいね〜!お待ちしています!