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とびきりのおいしさを食卓へ!旬を長く楽しめる  元木農場のとうもろこしの魅力

十勝は夏から秋にかけ、多くの作物が収穫期を迎え、おいしいものにたくさん出会える「みのりの季節」がやってきます。その中でも毎年多くの方が楽しみにしているのが、黄金色に輝くとうもろこし。茹でたてにかぶりつく、ご飯と炊き込んでホカホカをいただく、BBQでお肉と一緒に楽しむ……など、にぎやかな食卓にはとうもろこしが欠かせません。
今回は元木農場のとうもろこしについて、おいしさの秘訣や野菜作りにかける想いなどをご紹介します。

「糖度20度以上」メロンより甘い!元木農場のとうもろこし

現在、元木農場で育てているとうもろこしは「おひさまコーン」「ロイシーコーン」の2種類。
おひさまコーンは糖度が高く、粒皮が柔らかく濃い黄色の粒がずらりと並びます。
ロイシーコーンの名前の由来は「しロイ」「おいシー」「スイートコーン」の語呂合わせから来ています。甘みが強く、純白の粒が先端まで詰まっている品種です。どちらもジューシーで生で食べても甘みたっぷり。糖度は20度以上!なんとメロンよりも甘く、フルーツのように味わえるとうもろこしです。特におひさまコーンは甘く柔らかい品種のため、鹿や虫たちも食べたくなるおいしさ。
食害の被害にあいやすく、道内でも育てている農家さんは少ないそう。
手間暇はかかるけれど、甘くてびっくりするほどのおいしさを届けるために、元木農場の代表である元木一彦さんは、とうもろこしを作り続けています。

より長く、よりおいしく!元木農場の生育方法の秘訣

とうもろこしは旬が短く、収穫が始まってから1番美味しい状態で食べられるのが約1週間です。※気候等の条件によって異なり短くて5日、長くて10日間程度
しかし、元木農場のとうもろこしは8月中旬〜9月末ごろまで1番おいしい状態でいただけるんです!
その秘訣は、植え方。一度に全ての種を蒔かず、10日ほどの間隔を開けながら5月上旬から7月上旬までの期間に植え続け、なるべく長く旬のとうもろこしが収穫できるように、生育状況に合わせて除草・防虫の作業、収穫時期の検討などの管理を行っています。
非常に手間と時間がかかる方法ですが、元木さんは自分が作ったとうもころしを食べ、「おいしい!」と満面の笑みを浮かべるお客さんの顔を想像しながら、ワクワクした気持ちで一つひとつのとうもろこしと向き合っているそうです。
旬の時期を分散させる十勝では珍しい中規模の農業スタイルで、より長く!よりおいしく!を実現しています。

< 元木農場の様子>

種植え時期

種植え前に、トラクターで畑を耕します。(2025.7.5撮影)

植えてまもない、芽がでたばかりのとうもろこしの苗。(2025.7.5撮影)

上記写真より早い時期に植えた苗たち。右奥に進むにつれて、背丈が高くなっています。(2025.7.5撮影)

収穫時期

とうもろこしのみずみずしさを最大限生かすために、早朝に収穫します。撮影日には朝靄がかかっていました。(2025.9.26撮影)

一つひとつ手に取り、収穫時期に適しているか全て元木さんご自身が確認します。(2025.9.26撮影)

収穫されたとうもろこしは、ずっしりとした重さを感じます。(2025.9.26撮影)
※2025年9月21日に北海道で初めて発生した線上降水帯の影響で、浦幌町は観測史上最高の降水量を記録。写真背景のロイシーコーンの畑も含め、多くの畑が大きな被害を受けています。

まぶしさを感じる程、真っ白な粒がびっしり!

「びっくりしちゃうおいしさを届けたい!」 元木さんの原動力とは

元木さんの作る野菜には町内外にたくさんファンの方がいます。
浦幌の野菜直売所 ザ・ ベジタブルショップ21で元木さんが野菜を卸していると「今日はどれがおすすかな?」「〇〇はいつから入る予定?」などお客さんから次々に声がかかります。「これは今朝採れたてだよ」「この野菜はこうやって食べるとおいしい!」など元木さんご自身がお客さんとの会話を楽しむ姿が印象的です。
「今年嬉しかったのは、車で2時間以上かかる浦河町からわざわざ元木農場のとうもろこしを食べにザ・ベジタブルショップ21にお客さんが来てくれたこと」
「自分の野菜を愛してくれるファンの方々のため、これからもびっくりしちゃうくらい、おもしろいと感じる程のおいしさをお届けして喜ばせたい」
元木さんのピカピカの笑顔、ツヤツヤの野菜たち、一目見ればきっとあなたも元木さんの作る野菜のトリコになるはずです。

元木農場のとうもろこしの購入先

ザ・ ベジタブルショップ21 ※冬季期間(12月〜4月頭頃まで)はお休み。
浦幌町ふるさと納税

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